現在の法制審議会などの議論では、「共同親権は原則ではない」とされています。これは、何もしなければデフォルトで単独親権になってしまい、自ら適切に主張をしなければ共同親権を勝ち取れないということを意味しています。
⚠️ 重要なポイント
制度が開始された直後の今の時期は、裁判所の運用や判決の指針がまだ固まっていないまっさらな状態です。ここでどのような運用がなされるかが今後の10年、20年の基準に大きな影響を与えるため、一人でも多くの人が適切な主張を行い、共同親権を獲得することが極めて重要です。
提供されている「共同親権チェックリスト」は、単に項目にチェックを入れるだけのものではありません。
共同親権を勝ち取るためには、単独親権を争う場合とは全く異なるアプローチが必要です。以下の3つの視点が非常に重要とされています。
共同親権はお互いの協力によって実施されるものであるため、相手(母親・監護親)を攻撃したり潰そうとしたりする主張は、かえってマイナス要素になります。
対立するのではなく、「自分が加わることで子どもにとってプラスになる」という協力的なスタンスを示すことが求められます。
過去の事実だけでなく、離婚して必ずしも仲が良いわけではない二人が、将来どのように揉めずに共同親権を運用していくかという「運用の現実性」を裁判所に示す必要があります。
相手から共同親権への反対理由が出ることが予想されます。これらに対し、具体的な対応策を事前に提示し、相手に不利益が生じないことをしっかり主張することが重要です。
皆がこれらの適切な主張を行って一人でも多くの人が共同親権を獲得することで、事実上「共同親権が原則」となるような状況を作り出したいという強い願いがあります。
片山ひでのり法律事務所
弁護士 片山栄範
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